今年4月に開幕する大阪・関西万博で、日本政府が出展する日本館の内覧会が行われました。
日本政府が出展する日本館は「循環」がテーマで、3つの展示エリアからなります。
1月26日には、微生物の力でゴミが分解されて水に変わることを表現する「プラントエリア」と、藻類やカーボンリサイクル技術で素材を生み出すことを展示する「ファームエリア」が初めて公開されました。
ほかにも日本館では、万博会場内のゴミを集めて水やメタンガスなどを生み出す取り組みも行われるということです。
(日本館 黒田紀幸館長)「地球環境問題を自分事としてとらえていただき、循環型社会の実現に向け、具体的なアクションをとっていただけるようになると(期待する)」
建設に使われる木材の約半分は、万博終了後に再利用される予定だということです。