祇園でバカラ賭博、カジノ店経営者ら7人を逮捕…「トクリュウ」関与か

祇園(京都市東山区)の雑居ビルでバカラ賭博場を開いたとして、京都府警捜査4課などは26日、カジノ店経営の男(54)(同市)と、ディーラー役などの従業員の男6人(30~52歳)を、賭博開帳図利の疑いで25日に現行犯逮捕したと発表した。府警は認否を明らかにしていない。
発表によると、7人は25日午後10時40分頃、ビル内の違法カジノ店で客の男女計5人(20~50歳代)から手数料を取り、バカラ賭博をさせた疑い。府警は客5人も単純賭博容疑で現行犯逮捕。その後釈放し、任意で調べている。店を捜索して現金約400万円やバカラ台なども押収した。
府警は、SNSなどを通じて離合集散する「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」が暗躍しているとみて繁華街での取り締まりを強める中、店の営業を把握。トクリュウによる犯罪で得た収益が賭博場に流れていた可能性があり、今後はトクリュウや暴力団との関連を調べるという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする