石破首相が自民党衆院議員15人に1人当たり10万円の商品券を配布した問題について群馬県の山本知事は21日、「タイミングとしては最悪」と指摘し、「度重なるスキャンダルで国民の政治不信が高まっている時期だからこそ、襟を正さないといけない」と語った。
定例記者会見で知事は参院議員を4期24年間務めた経験にも言及し、「仕立券をもらい、1回オーダーメイドの服を作った記憶がある」とも述べた。誰から受け取ったかは明らかにせず、「古い政治文化の片棒を担いでいたかもしれない。責任がある」と振り返った。
首相に対しては「地方創生に思いを持ったリーダーがいることは大事。しっかり踏ん張っていただきたい」と述べた。