橋下徹氏が“生暴露” 「僕が怒ることを知らずに」国会議員からの驚きの言葉「維新って…」

大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏は23日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、石破茂首相の新人議員に対する商品券配布問題をめぐり、野党側にも同様の対応がなかったかと、この日のゲストの1人、立憲民主党の小川淳也幹事長をただした。その中で、自身が「つい最近」耳にしたという、自身がかねて批判する「飲み食い政治」の一端を、“生暴露”した。
石破首相の問題をめぐり、松山俊行キャスターに、自身の初当選時に同様の対応がなかったか、見聞きしたことはなかったか問われた小川氏は「まったくないですね」と断言。一方で、「報道とかで見る限り、過去にはいわゆる『国対政治』で与野党間で金品のやりとりがあったということは、報道を見る限りは耳にします」と証言した。「古い慣習や悪弊、旧弊が永田町を覆ってきた歴史はあるのではないか。(自民裏金事件を受け)今、区切りをつけないといけない時期にこういうことが起きた。慣例で構造的に続いてきたと疑いが生じてもおかしくない」と指摘した。
これに対し、橋下氏は「現在においても、贈答品のやりとりはないんですか」と小川氏に質問。小川氏が「お歳暮やお中元で、常識の範囲でやりとりすることは、ないとは言えない」と応じると、橋下氏は「それは常識の範囲ですかねえ」といぶかるように口にした上で「いま僕が聞いている限りでは、10万円以上のお酒とか、国対に限らず、慰労やポストが変わって慰労会を開くとね…ある国会議員に『橋下さん、維新っておとこ気ありますね。20万円のワインを2本あけてくれましたよ』と。僕が怒ることを知らずに言ってくる国会議員もいるんですよ。ついこの間ですよ」と、証言。国会議員の金銭感覚の「実態」を訴えた。
これに、小川氏は「そういうことがあるとすれば感覚がまひしているというかおかしい。言語道断、もってのほかだと思う」と応じた。

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