東北新幹線の故障した「E8系」の車両は今月10日に投入したばかり 電力を送る装置故障でモーター動かなかったか JR東日本は「E8系」は単独運転取りやめ

17日、東北新幹線の試運転中だった車両が、走行できなくなった問題で、JR東日本は、車両の機器に電力を送る装置が故障し、モーターが動かなかったことが原因とみられると明らかにしました。
17日午前、東北新幹線の新型車両「E8系」が試運転中に、栃木・那須塩原駅の手前で、加速できず、一時、走行できなくなりました。
JR東日本によりますと、故障した車両は、今月10日に投入されたばかりで、車両の機器に電力を供給する装置が故障したため、モーターが動かなかったことが原因とみられることが、わかりました。
また、17日、「E8系」の別の3編成でも、同様の装置が故障するトラブルが相次いでいて、JR東日本は、原因が判明するまで、「E8系」の単独運転を取りやめます。
18日は、東北・山形新幹線で合わせて21本が運休し、19日も一部列車で運休を検討しているとしています。

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