自分の名前も住所も思い出せない…身元不明の男女は“夫婦”か 2人とも“記憶喪失”状態 愛知・岡崎市が情報提供呼びかけ 「生まれは西三河」「長く関東で生活」と話す

名前も住所も思い出せない… 約7か月も身元不明の男女
去年の夏から身元がわからず、愛知県岡崎市に保護されている高齢の男女2人。
2人は夫婦とみられていますが、自分の名前、そして相手の名前も思い出せないといいます。市の聞き取りによると「長く関東で生活していた」「千葉県に関する思い出が多い」ということですが、7か月近く経った今も、身元はわかっていません。
交番を訪れ…「自殺未遂をした」
去年8月25日、岡崎城公園近くの交番を訪れた2人。運転免許証など身元がわかるものは何ももっておらず、2人そろって“記憶喪失”状態。
交番を訪れ「自殺未遂をした」などと話したことで、保護されました。
2人は市の聞き取りに「気がついたら岡崎城公園にいた。公園内の出店で飲食して生活をしていたが、2人で自殺を図った」と話しているそうです。
保護された後の2人の様子は…
日常生活で介助の必要はなく、会話も可能。お互いのことは「おとうさん」「おかあさん」と呼び合っているそう。
女性は物忘れが多いそうですが、いろんな人に積極的に声をかける社交的な一面が。男性は積極的に交流はしないということですが、認知症のような症状はみられないということです。
2人は、何十年も前の思い出のような話はポツポツと口にするものの、具体的な地名など固有名詞はほとんど出ず、身元が特定できるような情報は得られていません。
岡崎市は、2人に心当たりがあれば、生活福祉課(0564ー23ー7923)まで情報提供を呼びかけています。
2人の特徴は?「生まれは西三河」「ゴルフや歌舞伎鑑賞などの思い出」
【特徴】 男性:身長163.7センチ 体重50.7キロ 80歳前後 女性:身長152.4センチ 体重60.8キロ 80歳前後
【2人の聞き取りによる経歴】 ・令和7年8月21日に気が付いたら岡崎城公園に居た。 ・公園内の出店で飲食し生活していたが、希死念慮が強くなり二人で自殺を図る。 ・生まれは西三河であり、最近三河に戻ってきた。 ・長く関東で生活しており、千葉県に関する思い出が多い。 ・ゴルフや歌舞伎鑑賞、ディズニーランドなどの思い出がある。 ・妻は自身でお金を使用したことが無い。
「千葉駅前の『そごう』に行った記憶」
・夫は何人も兄弟がおり、弟がいたと思う。 ・中卒後 父と一緒に家業の大工仕事をしていた。兄も一緒にやっていた時があった。 ・夫の実家は旧名鉄三河線の碧南~吉良吉田間の沿線にあった。一色、平坂の駅名に覚えがある。 ・夫の干支はうま年とのこと(推定84歳) ・昭和57(1982年)頃 に2人で四街道市に転居した。住民票を移したのは千葉に行ってから最初の免許更新時。 ・四街道市で2年前後生活し、その後は千葉市へ転居した。 ・千葉駅前の「そごう」に行った記憶がある。
「どこかのお寺に自分たちの入るお墓を立てた覚えが」
・1人親方で 大工・土木・リフォーム・造園等の仕事をしていた。給料明細をもらった記憶もある。 ・4つ上の兄は60歳直前くらいで亡くなった。兄の妻から電話で知らせがあった。 ・消費税が3%の頃(1989年4月~1997年3月)に、どこかのお寺に自分たちの入るお墓を立てた覚えがある。 ・戸建ての借家に住んでいた 集合住宅の記憶はない。 ・大きな台風が来て借家の風呂場の屋根が壊れたことがある。 ・千葉では自家用車を運転していて、高齢者講習を受けた記憶もある。 ・妻との結婚は千葉市に移ってからだったと思う。 (前妻がなかなか離婚に応じてくれなかったため) ・千葉市で何度か免許を更新した。無事故無違反でゴールド免許だったと思う。

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