今日26日(土)は全国の広い範囲で晴れて強い日差しが照りつけました。太平洋高気圧に近い東日本や北日本で気温の上がった所が多く、北海道の一部では記録的な暑さになっています。
札幌の猛暑日は年間最多タイ
日本の東の海上から張り出す太平洋高気圧の圏内になっている、東日本から北日本で厳しい暑さが続いています。特に北海道のオホーツク海側は南寄りの風が強まったことでフェーン現象が発生し、気温が上昇しました。15時00分までの最高気温は網走市は36.7℃、斜里町では観測史上1位となる37.1℃まで上がっています。また、札幌市は35.6℃と3日目の猛暑日を記録。2021年の年間最多に並びました。東北や北陸、関東で猛暑日になった所が多く、全国で最も気温が上がった新潟県阿賀町・津川は37.7℃、群馬県桐生市は37.4℃、秋田県横手市で37.1℃など一部では体温並みの暑さです。
明日は猛暑日の所が減少
27日(日)の天気と気温
明日27日(日)は北海道で天気が崩れ、広い範囲で雨が予想されます。暑さは少し和らいで札幌市、旭川市ともに最高気温が30℃に届かない見込みです。関東や東北太平洋側も台風10号の影響で東寄りの風が強まり、気温の上昇は抑えられます。35℃以上の猛暑日の所は東北日本海側や北陸、近畿の一部に限られ、ここ数日に比べると大幅に少なくなる予想です。各地とも湿度が高く引き続き熱中症リスクは高いものの、幾分、しのぎやすくなりそうです。