鹿児島市で、重機を使って作業をしていた67歳の男性が、崩れてきた土砂に巻き込まれ死亡しました。警察と消防によりますと26日午前10時半ごろ、鹿児島市皆与志町で「土砂が崩れて人が埋まっている」と消防に通報がありました。消防が駆け付けたところ鹿児島市宮之浦町の土木業・盛満幸二さん(67)が意識不明の状態で見つかり、病院に運ばれましたがおよそ2時間半後に死亡が確認されました。現場では、朝から盛満さんが妻と2人で持ち込んだ土を重機を使って平坦にする作業をしていたということです。そして、近くで作業をしていた妻が「ドン」という音を聞いて様子を見に行ったところ、斜面近くに積んであった土砂が高さおよそ4メートル、幅がおよそ3メートルにわたって崩れ、盛満さんは崩れた土砂と重機に挟まれ、腰から下が埋まっていたということです。警察が当時の状況や死因などを調べています。