永山絢斗被告初公判「許されるのであればまた表現の仕事をしたい」

乾燥大麻を所持した罪に問われている俳優の永山絢斗被告の初公判が28日午前10時から東京地裁で開かれ、永山被告は起訴内容を認め、検察側は懲役6か月を求刑しました。中継です。

永山被告は黒上下スーツ姿で法廷に現れ、時折、「もう少し大きな声で」と指摘されるほど、小さな声で終始受け答えをしていました。
俳優の永山絢斗被告はことし6月、東京・目黒区の自宅マンションで乾燥大麻およそ1.7グラムを所持したとして、大麻取締法違反の罪に問われています。
午前10時から始まった初公判では、永山被告は、起訴内容に間違いがないか聞かれると、「ありません」と答えました。
被告人質問では、「留置中は犯してしまった罪と迷惑をかけた方のことを考えていました」と答え、大麻を使用していた理由については、「使用するとリラックスした気持ちになり眠れるからで、まさか自分が逮捕されると思っていなかったからです」と述べました。また「許されるのであればまた表現の仕事をしたい」と語りました。
検察側は、永山被告が「中学2年生のころ初めて大麻を使用し、18歳くらいに使用を再開していて大麻の常習性、依存性が認められる」として、懲役6か月を求刑。
一方、弁護側は執行猶予つきの判決を求めました。
永山被告は最後、「自分の甘さと弱さから多くの人に迷惑をかけました。今回は本当に申し訳ございませんでした」と述べ、裁判は結審しました。
東京地裁によりますと、傍聴席19席に対し270人以上の傍聴希望者が集まり、倍率はおよそ14倍でした。
判決は来月1日に言い渡されます。

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