40歳の消防署員その場で逮捕、酒気帯び5倍超のアルコール…対向車と接触して逃走「遠軽町内で飲んで、自宅に帰る途中だった」

14日夜、オホーツク海側の佐呂間町で、酒を飲んで軽乗用車を運転したとして、40歳の消防司令補の男が逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、佐呂間町に住む消防司令補、登藤裕也(とどう・ゆうや)容疑者40歳です。 警察によりますと、登藤容疑者は14日午後11時10分ごろ、佐呂間町大成付近の国道333号線で軽乗用車を運転中、対向車と接触する事故を起こしました。 しかし、そのまま走り去り、対向車に追いかけられると、停車していました。 対向車を運転の女性から通報を受け、駆け付けた警察官が登藤容疑者の呼気を調べると、酒気帯び運転の基準の5倍を超えるアルコールが検知されたため、その場で逮捕しました。 登藤容疑者は、遠軽地区広域組合消防署上湧別出張所の勤務で、取り調べに対しては「遠軽町内で飲んで、自宅に帰る途中だった」などと話し、容疑を認めているということです。

警察は、登藤容疑者がどこで、どれくらいの量の酒を飲み、運転していたのか、引き続き調べをすすめています。 登藤容疑者の逮捕を受け、遠軽地区広域組合消防本部の門脇和仁消防長は謝罪した上で「今後、このような不適切な行為をくり返さないよう、職員一人一人がさらに気を引き締め、公務員としての自覚、法令等の遵守を徹底させ、再発防止に取り組んでまいります」というコメントを発表しています。

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