松野官房長官は、大手中学受験塾「四谷大塚」の元講師2人が教え子を盗撮した疑いで逮捕された事件について、「あるまじき悪質な犯行」と批判した。
松野長官は3日午後の会見で、この事件について問われ、「小学生の学習指導にあたる塾講師としてあるまじき悪質な犯行であると認識している」と述べた。
その上で、「政府として、全ての子供・若者が安心して過ごせる社会の実現に向け、子供・若者の性被害防止のための緊急対策パッケージなどに基づき、着実に政策を実施していく考えだ」と強調した。
また、松野長官は、子どもが活動する場などで働く際に性犯罪歴等についての証明を求める仕組み「日本版DBS」について「導入に向けた検討を進めているところだ」と語った。