金融庁、ビッグモーターに立ち入り検査 自動車保険金の不正請求で

金融庁は19日午前、自動車保険の保険金を不正請求していた中古車販売大手ビッグモーターに立ち入り検査に入った。事故車両を優先的に同社の修理工場に振り分けていた損害保険ジャパンにも19日中に検査に入る方針。
金融庁職員は19日午前9時ごろ、ビッグモーターが10月に本店を移転する予定の東京都多摩市の店舗に立ち入った。損保ジャパンとの関係や、保険販売代理店としての不正がなかったかを重点的に調べる。
損保ジャパンの白川儀一社長は、ビッグモーターの不正疑惑を認識していながら2022年7月に取引を早期に再開した責任を取り、8日に辞任を表明していた。【平塚裕介、杉山雄飛】

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