郵便局課長代理、3200万円着服か 顧客から金だまし取った可能性も

日本郵便北海道支社は20日、札幌市内で記者会見を開き、岩見沢市の岩見沢三条郵便局で課長代理を務めていた斉藤真司容疑者(35)=詐欺容疑で逮捕=が、顧客の口座から約3200万円を着服した疑いがあると発表した。同社は15日付で斉藤容疑者を懲戒解雇した。
同社によると斉藤容疑者は少なくとも2人の顧客から金をだまし取った可能性があり、6月15日に着服した30万円は「ギャンブルに使った」と話しているという。浄土英二支社長は被害者に謝罪し、「被害に心当たりのある方は問い合わせてほしい」と呼びかけた。
岩見沢署は顧客にうそをついてゆうちょ銀行の通帳やキャッシュカードなどをだまし取ったとして、詐欺の疑いで9月20日までに斉藤容疑者を計3回逮捕。署によると容疑を認め、被害者は「計十数人いる」と話しているという。【後藤佳怜】

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