希望せず保険証登録、計38件に マイナカード交付で、既に解除

厚生労働省は22日、マイナンバーカード交付などの際に、本人が希望していないのに健康保険証の機能を登録された事例が新たに27件あり、これまで見つかっていた11件と合わせて38件になったと発表した。既に登録を解除した。
政府のカード普及策「マイナポイント」を巡り、住民の手続きを支援するための自治体窓口などで、本人の意思確認が不十分だったことが原因という。ポイントは、カード新規取得のほか、カードに保険証機能を持たせた「マイナ保険証」の利用申し込みも付与の対象。
今回誤登録があった27件は、札幌市や東京都三鷹市、大阪府枚方市など19都道府県の27市町で、それぞれ1件ずつあった。

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