「容疑者3人は調べに素直に応じる」新発田地域振興局発注の工事めぐる談合事件

新潟県新発田地域振興局が発注した工事の入札をめぐり、県職員ら3人が逮捕された事件で、3人が取り調べに対して素直に応じていることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
県新発田地域振興局の農村整備部長だった鶴巻博文 容疑者は
新発田地域振興局が6月に行った農地の区画整備工事の入札に関して、入札前に予定価格などの情報を岩村組の顧問 本田任 容疑者と前常務取締役 本間正明 容疑者に漏らし
岩村組に1億200万円で落札させた疑いが持たれています。
この入札には15社が参加し、入札予定価格は1億873万円で岩村組の落札率は93.8%でした。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、捜査関係者への取材で3人は知人関係で警察の取り調べに対しては素直に応じていることが新たに分かりました。
また、3人はアプリやメールを使って情報のやり取りをしていたとみられています。
警察は常習的に談合が行われてきた可能性があるとみて、捜査を進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする