今日10月14日(土)の朝は東日本を中心に平年のこの時期よりも気温の低い朝となりました。東京都心を含む関東各地でもそれぞれ今季これまでの最低気温を更新しています。
関東では今季初の「冬日」も
今朝は関東以北で晴れている所が多く、夜間に放射冷却現象が効いたことで熱が宇宙へ逃げて、冷え込みが強まったと考えられます。富士山を除く全国で最も冷え込んだのは長野県の野辺山（のべやま）で、最低気温は－1.2℃でした。このほか、栃木県日光市の土呂部（どろぶ）では最低気温－1.0℃を観測し、関東では今シーズンはじめての「冬日」となっています。▼今朝の最低気温（6時現在） 札幌 9.7 ℃ 10月上旬並 仙台 11.2 ℃ 10月中旬並 東京 12.7 ℃ 10月下旬並＜今季最低＞ 名古屋 14.4 ℃ 10月中旬並 大阪 16.0 ℃ 10月中旬並 福岡 18.8 ℃ 10月上旬並 那覇 24.9 ℃ 10月上旬並＜今季最低＞
昼間は気温上昇 一日の寒暖差に注意
昼間は各地とも概ね平年並みの気温にまで上昇する予想です。北海道や東北北部では平年よりも最高気温が高くなる所が多そうです。このため、昼夜の気温差が大きくなり、日較差（最低気温と最高気温の差）は本州の内陸や北海道などでは15℃前後となる見込みです。寒暖差で体調を崩さないようお気をつけください。