政府は、イスラエルに滞在する日本人を自衛隊機で退避させる際に、韓国をはじめとする外国人も輸送対象とする方向で調整に入りました。
政府は現在、ジブチとヨルダンに自衛隊機3機を待機させていて、今週後半にもイスラエルに在住する日本人を退避させるため出国希望調査を進めています。
さきほど、松野官房長官は、調査の結果、「余席が生じる場合も想定し、他国にも希望の有無を確認している」と述べ、自衛隊機の輸送人員に余裕があれば、韓国をはじめとする他国にも搭乗を希望するかどうか問い合わせていることを明らかにしました。
韓国政府が軍の輸送機で自国民をイスラエルから退避させる際、日本人51人を同乗させた対応も踏まえたとみられます。
自衛隊機の輸送では費用負担は求めない方針です。