ラーメン山岡家「ふたペロペロ茶髪男」迷惑行為動画に被害届提出 直接謝罪も「厳正に対処」

ラーメンチェーン「ラーメン山岡家」を経営する丸千代山岡家(本社・札幌市)は2日までに公式サイトを更新し、SNSで拡散されている一部店舗で撮影された迷惑行為動画に関し、所轄警察署に被害届を提出したことを報告した。
同チェーンの公式サイトでは「山岡家釧路町店で撮影された迷惑動画について」として告知。同動画が撮影されたのは1月3日深夜で、店舗は「ラーメン山岡家 釧路町店」であるとした。事案を確認した時点で、同店全席のピッチャー、調味料容器の交換や消毒を実施したという。
「動画に関与した方」から担当エリアマネージャーに対し直接謝罪があったとも記述。ただ、同社では当該事案を「重大なもの」と認識し、顧問弁護士との協議を経て、北海道警釧路署に被害届を提出したとした。そして「今回の事案によって当社店舗をご愛顧いただいているお客様が不快な思いをされていることは非常に遺憾であり、今後も担当警察署および顧問弁護士と連携し厳正に対処してまいります。当社といたしましては、引き続きお客様に安心してご来店していただけるよう努めてまいる所存でございます」と記している。
先月、茶髪の若い男がラーメン店内で、一緒にいる男性とテーブルで会話しつつ、水が入ったピッチャーのふたをふざけてなめているように見える動画がSNS上で拡散された。この行為者に対し、ネット上では「ペロペロ男」などと呼ばれ、批判の声が高まっていた。
昨年、回転ずし店で卓上のしょうゆ差しの注ぎ口をなめるなど、飲食店における迷惑行為動画が問題化。店側が巨額の損害賠償を求めたり、迷惑行為をした少年が書類送検されるなどの事態になった。

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