勤務実態のない公設秘書の給料を国からだまし取ったとして、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた自民党の広瀬めぐみ参議院議員がさきほど報道陣の取材に対し、「また、しっかりと説明させていただく」と話しました。
東京地検特捜部が詐欺の疑いで家宅捜索を行ったのは、自民党・広瀬めぐみ参議院議員の議員会館事務所や都内の自宅などです。
関係者によりますと、広瀬議員の事務所では、おととしから去年まで公設第一秘書の妻を公設第二秘書として届け出ていましたが、勤務実態がないにもかかわらず、国からの給与、数百万円をだまし取った疑いがあるということです。
広瀬議員は午前11時半ごろ、捜索を受けている都内の自宅に戻りました。
「(Q.広瀬さん一言お願いします)また、しっかりと説明させていただきます」
特捜部はすでに事務所関係者を聴取していて、押収した資料をもとに、実態解明を進めるものとみられます。