2日午前9時25分頃、東京都港区芝大門のビル解体工事現場で、上階からコンクリート片が落下し、路上で歩行者の誘導をしていた警備員横山雅則さん(67)(足立区中川)の頭に直撃した。横山さんは病院に搬送されたが、間もなく死亡した。警視庁は工事関係者から事情を聞くなどして事故原因を調べる。
発表によると、事故当時、ビルは工事中だった。ビルには解体工事に伴う資材などの飛散防止用の囲いが設置されていたが、コンクリート片は、この囲いを突き破って落下したという。
現場は、都営三田線御成門駅の南東約200メートルのビルが立ち並ぶ地域。