-23℃の冷凍庫で身動き取れず 34歳男性が低体温症で意識不明の重体 “帰りが遅い”と同僚が不審に思い発見 北海道石狩市

19日夜、北海道石狩市の冷凍倉庫で、作業していた34歳の男性が、フォークリフトと壁の間に挟まり救助されましたが、低体温症の症状で意識不明の重体です。
事故があったのは、石狩市新港西3丁目にある運送会社の冷凍倉庫で、19日午後7時50分ごろ、会社の従業員から「男性がリフトと壁に挟まれている」と消防に通報がありました。 男性は駆け付けた消防隊に救助されましたが、意識不明の重体です。 警察や消防によりますと、倉庫の中は、マイナス23℃の冷凍庫になっていて、男性に目立った外傷はありませんが、低体温症の症状があるということです。 当時、男性はフォークリフトを操縦しながら、可動式の棚に商品を整理する作業をしていて、フォークリフトを降りたところ、フォークリフトが動いた棚に押され、近くにいた男性を巻き込んだということです。

男性の作業は午後7時までの予定でしたが、時間になっても戻らないことを不審に思った同僚が、確認にいったところフォークリフトと壁に挟まれ、身動きが取れない状態の男性を発見し、消防に通報しました。 警察は、作業手順など、当時の状況を調べています。

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