トリカブトに含まれる毒「アコニチン」を同僚に飲ませたとして、警視庁尾久署は22日、東京都足立区、診療放射線技師の男(27)を傷害容疑で再逮捕したと発表した。再逮捕は今月5日。女性は 嘔吐 や手のしびれなどを発症したが命に別条はない。
発表によると、男は6月8日、都内にある勤務先の病院の休憩室で、同僚の20歳代女性のペットボトル飲料にアコニチンの粉末を溶かした液体を注射器で注入して飲ませ、急性毒物中毒にさせた疑い。容疑を否認している。
女性から相談を受けた尾久署員が同16日、男が休憩室で女性の飲料に異物を混入しているのを確認し、取り押さえた。所持品から覚醒剤が見つかり覚醒剤取締法違反(所持)容疑で逮捕・起訴されていた。当初の調べでは「女性に好意があった。アコニチンはネットで買った」と供述していたという。