22日朝、北海道の小樽港で、釣りをしていた60代の男性が海に落ちました。助けに飛び込んだ20代の男性も自力で上がれなくなりましたが、2人とも救助されました。
22日午前7時まえ、小樽港の南防波堤で、釣りをしていた人が「男性が海に落ちて、友人が救助のために入水したが、岸壁につかまっている」と119番に通報しました。 2人は、駆け付けた消防の救急隊員に救助され、命に別状はありません。
しかし、転落した60代の男性は、海水を飲んだことによる悪性肺炎や低体温症の症状がみられるということです。 助けに飛び込んだ20代の男性に体調不良などはありません。
現場付近は当時、波がなく、穏やかでしたが、小樽市によりますと、立ち入り禁止エリアで、2人とも救命胴衣を着用していませんでした。
警察と海上保安部は、引き続き当時の状況を調べています。