他人のクレカでゲーム機など購入し転売、8850万円を暗号資産で海外送金か…男女5人逮捕

他人名義のクレジットカード情報で不正に得た資金をビットコインなどの暗号資産に替え、海外口座に送金したとして、埼玉県警サイバー捜査課など9府県の合同捜査本部は22日、仙台市の会社員の男(39)ら男女5人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑で再逮捕した。
捜査関係者によると、5人は2021年8月~22年1月、共犯者の指示役らが他人のクレジットカード情報を使ってオークションサイトやフリマアプリで不正購入したゲーム機や電化製品などを受け取り、買い取り業者に転売。売却代金のうち、計8850万円分を暗号資産の「ビットコイン」と「リップル」に替え、指示役が指定する海外口座に送金した疑い。
5人は、他人のクレジットカード情報で不正購入した商品を受け取ったなどとして、今年6~8月に電子計算機使用詐欺容疑などで逮捕されている。合同捜査本部は、暗号資産の送金先の口座を管理していたとみられる指示役の行方を追っている。

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