東大阪市長選に共産前府議の内海公仁氏が立候補表明 現職・野田氏の「維新公認」を批判

9月24日に投開票される東大阪市長選に向けて、共産党などで構成する「明るい東大阪をつくる会」は24日、候補予定者として、共産の前府議の内海公仁氏(67)を擁立すると発表しました。
内海氏は東大阪市議を通算6期務めた後、2019年から府議を1期務め、今年4月の府議選で落選。
「物価高対策として、全市民に緊急給付金を支給するなどして、市民の暮らしを守る市政に転換する」と意気込みを語りました。
初当選の時から無所属で、これまでは自民、公明の支援を受けてきた現職の野田義和市長(66)は8月、5期目を目指し、地域政党・大阪維新の会の公認を受けて立候補する意向を表明。
こうした動きに対し、内海氏は「(野田氏は)基本的に自民・公明推薦だったのに、唐突に維新公認となり、市民に戸惑いと混乱が広がっている」「今までのスタンスからみて、一体どうなっているのか」と批判しました。
一方、自民が、党派を超えて支持できる候補を擁立した場合、維新市政阻止のために立候補を取りやめる可能性については、「今は想定していない」と否定しました。

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