元阪神の野球部監督、部員を押し倒す・顔を平手打ちするなどの暴力…防犯カメラ映像で発覚

プロ野球・阪神タイガースの元選手で、大阪偕星学園高(大阪市生野区)の野球部監督を務める岩田徹氏(56)が、野球部員の男子生徒に対し、押し倒したり平手打ちをしたりする暴力を振るっていたことがわかった。学校は岩田氏を指導停止の処分にし、府高校野球連盟を通じて日本高野連に報告している。
学校によると、岩田氏は昨年1月に野球部監督に就任。同11月、生徒の態度を注意しようとして、寮内の食堂で押し倒し、床に押さえつけた。今年8月にも、同じ生徒がグラウンドで不適切な行動を取ったことを叱るため、生徒の顔を2回、平手打ちした。同月、寮内での暴行の場面を記録した防犯カメラ映像がSNSに投稿され、被害がわかった。学校側の聞き取りに、岩田氏は暴行を認め、「気持ちが高ぶり、手を出してしまった」と話したという。
岩田氏は1988年のドラフトで阪神に入団。10年間、同球団でプレーした。

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