和歌山県沖で起きた貨物船同士の衝突事故で、転覆した貨物船が、26日朝に沈没したことが確認されました。現場では行方不明の2人の捜索が続けられています。 24日、和歌山県沖でリベリア船籍の貨物船と日本船籍の貨物船「いずみ丸」が衝突。いずみ丸は転覆し、乗っていた50代の船長と60代の一等航海士の男性2人がいまも行方不明となっています。 25日から海上保安庁が船内の捜索を行っていましたが、第五管区海上保安本部によりますと、26日午前6時15分ごろ沈没が確認されたということです。周辺の海域では引き続き海上から捜索が行われています。 一方、国の運輸安全委員会の船舶事故調査官が26日朝に現地入りし、事故原因などについて調査を始めました。