今日6日(水)は熱帯低気圧や秋雨前線の影響で、本州各地で断続的に激しい雨が降っています。特に関東周辺は雨雲が発達しており、21時頃までは局地的に土砂降りになるおそれがあります。
宇都宮市で時間50mm以上の雨を観測
台風12号から変わった熱帯低気圧が四国沖に停滞し、秋雨前線が東北から北陸を通って西日本の日本海側に伸びています。その前線に向かって湿った空気が流れ込み、広範囲で大気の状態が不安定となっています。夕方になっても雨雲の発達した状況は続いており、本州の各地で雷を伴った強い雨が降っています。栃木県宇都宮市では16時20分までの1時間に57.0mmの雨量を観測するなど、特に関東北部で非常に激しい雷雨となっている所があります。
関東などは局地的な激しい雨に注意
このあとも関東から東北南部を中心に雨雲の発達しやすい状態が続き、局地的には1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがあります。今夜遅くにはピークを超える見込みですが、土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に注意してください。東海や北陸、西日本は高気圧に覆われるようになり、段々と雨は降りにくくなる予想です。なお、関東では明日7日(木)の夜は台風13号の接近により再び雨が強くなるおそれがあります。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)