4歳の女の子が死亡した事件で、女の子は事件前に逮捕された男に対して嫌がる様子を見せていたことがわかりました。 死亡した4歳の田川星華ちゃんはお母さんになつく元気な女の子だったといいます。大阪府門真市の建設作業員・山下翔也容疑者(27)は今年6月、奈良県橿原市で交際相手の長女・星華ちゃんの腹部を圧迫する暴行を加えて死亡させた疑いで逮捕されています。 星華ちゃんと母親は、事件前日の夜から母親の友人2人とドライブや買い物をしていましたが、捜査関係者によりますと午前2時過ぎ、コンビニエンスストアの防犯カメラには、星華ちゃんが迎えに来た山下容疑者の車に乗る様子が映っていて、友人によりますとその際、車に乗ることを嫌がって泣いていたということです。 母親の知人は…。 (星華ちゃんの母親の知人)「星華ちゃんはめっちゃおとなしい子でしたね。山下容疑者は1回見ただけなんですけど、身長高い不愛想な人。挨拶もなかったですね」 県によりますと、2020年10月以降、医療機関などから虐待を疑う通報が3回あり、今年5月に星華ちゃんの左目が充血しているのが見つかったということです。 星華ちゃんは「(山下容疑者に)目をそがれた」と話していましたが、母親が「パートナーの手が当たった」と説明したことから、市は虐待はないと判断したということです。 県は一連の対応を検証する方針です。