阪神優勝の瞬間、道頓堀の戎橋は大歓声で「六甲おろし」…厳戒態勢のなか飛び込む人も

過去の阪神優勝時に大勢のファンが押し寄せて川に飛び込んだ大阪・道頓堀の戎橋周辺では、トラブルを防ごうと、多くの警察官が通行規制にあたり、厳戒態勢を敷いた。
大阪府警は、試合が始まった午後6時頃から戎橋両側のスロープと下流の道頓堀橋までの川沿いの遊歩道を封鎖。通行人の滞留や川へ飛び込もうとする人をあおる行為を防ぐため、道頓堀橋東側をシートで覆った。橋の欄干そばには、大勢の警察官が並んで立ち、マイクなどで滞留しないよう呼びかけた。
優勝の瞬間は大きな歓声が上がり、「六甲おろし」を歌ったり、跳びはねたりして喜ぶ姿が見られた。道頓堀川に飛び込む人もいた。
パ・リーグでは大阪を本拠地とするオリックスが首位を快走しており、日本シリーズで59年ぶりの「関西対決」にも期待が高まる。
戎橋を訪れた大阪市淀川区の飲食店従業員(19)は「最高の投手がそろう両チームが対戦すれば、関西が盛り上がると思うので楽しみ」と話した。

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