アフリカのコンゴ民主共和国での鉱山採掘事業への出資を募り、およそ27億円を違法に集めたとみられる投資コンサルタントの男ら4人が逮捕されました。
警視庁によりますと、投資コンサルタントの船越洋平容疑者と「アドヴァンス工業」の社長・樽本貴司容疑者ら4人は2021年、コンゴ民主共和国の銅やコバルトの採掘事業への出資を募り、都内の男性ら6人からおよそ4億5000万円を違法に集めた疑いがもたれています。
船越容疑者らは「事業が売却できれば株価が倍になる」「売却できなければ株を買い戻す」などと元本保証をうたい、投資家らに出資を募っていたということです。
約12億円を出資した男性
「(コンゴの方の採掘場を)売却するときに、最後ボーリング調査だったりとか、より設備を整えないといけないのでもっと大きな金額を是非ちょっと出資してほしいと」「(2021年の)秋には全て売却できて利益も出てくる予定だったが、いまだにこの2年間はなにも収益を頂けていない状況」
警視庁は4人が、2020年3月以降、およそ100人から27億円ほどを集めたとみて詳しく調べています。