月探査への技術「より確実に」 古川飛行士が宇宙から会見

8月から約半年間を見込む宇宙滞在を始めた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡飛行士(59)が14日、国際宇宙ステーション(ISS)から日本に向けて記者会見し「月の有人探査に向けてデータを一つ一つ積み重ね、技術をより確実なものにしていきたい」と述べた。
古川さんは、将来の月探査を見据えて、水を再利用する新技術の実証や、宇宙での火災に対する安全研究などに取り組んでいる。日本は米主導の国際月探査「アルテミス計画」に参加しており、「(自分も)機会があれば目指してみたい。行けなくても、月を目指す同僚や後輩を精いっぱい応援したい」と話した。

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