10月1日(日)15時現在、台風14号(コイヌ)はフィリピンの東を発達しながら北西に進んでいます。今後さらに勢力を強めて暴風域を伴い、明後日には非常に強い勢力になる予想です。沖縄や奄美は台風や秋雨前線の影響に注意・警戒してください。▼台風14号 10月1日(日)15時 中心位置 フィリピンの東 大きさ階級 // 強さ階級 // 移動 北西 15 km/h 中心気圧 990 hPa 最大風速 25 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 35 m/s
沖縄本島や奄美も強雨の可能性
台風14号は、今後さらに発達しながら沖縄の南に北上し、次第に進路を西に変える見込みです。明後日3日(火)には中心気圧950hPaの非常に強い勢力の台風になる予想となっています。沖縄の先島諸島では、3日(火)~5日(木)にかけて波や風・雨の強まる可能性があるため、荒天に注意・警戒するようにしてください。進路の幅を示す予報円のなかでも北寄りを通った場合には、影響がいっそう大きくなるおそれがあります。
また、台風の北側にあたる日本の南~南西諸島付近には秋雨前線が停滞しますので、台風の進路から離れた沖縄本島地方や鹿児島県の奄美でも雨の強まる可能性があります。進路図だけで油断せず気象情報をご確認ください。
平年の台風発生数
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風14号の名前「コイヌ(Koinu)」は日本が提案した名称で、星座の「こいぬ座」・子犬が命名の由来となっています。