雨で水深6メートル以上の用水路に転落、41歳の作業員の男性死亡…砂利の採取場内で水が濁り、ボート出すなど救助難航 北海道中標津町

10日午前、北海道東部の中標津町で、砂利の採取場に設置された用水路に41歳の男性作業員が転落し、死亡しました。
死亡したのは、浜中町藻散布の会社員、永坂和幸さん41歳です。 10日午前7時50分ごろ、中標津町武佐の砂利の採取場から「作業員が転落する事故が起きた」と消防に通報がありました。 消防によりますと、永坂さんが転落したのは、雨水をためる用水路で、ふだん、歩けるレベルの水深ですが、当時、雨の影響で、6メートル以上のところもありました。 さらに、水が濁っていて、救急隊はボートを出すなどし、転落から2時間半ほどで永坂さんを引き上げたものの、その場で死亡が確認されました。 永坂さんは雨水を抜き出すため、排水ポンプを水中に沈めるなどの作業中、誤って転落したとみられています。 警察は、安全対策などに問題がなかったか、詳しく調べています。

シェアする

フォローする