「ポケモンカード(ポケカ)」の偽物を販売して商標権を侵害したとして、群馬県警は5日、安中市、アルバイト従業員(21)を商標法違反の疑いで逮捕した。
発表によると、従業員は昨年10月12~24日頃、フリーマーケットサイトで県内の30歳代男性と東京都内の20歳代男性に、偽のポケカ計4枚を計18万6100円で販売し、任天堂などの商標権を侵害した疑い。容疑を認めている。
県警は従業員の自宅から販売目的とみられる同様のカード約400枚を押収し、余罪や偽のカードの入手先などを調べている。
昨年11月、「購入したカードが偽物かもしれない」との相談があり、県警が鑑定を任天堂に依頼して偽物と判明した。
ポケカ愛好者は、互いにカードを持ち寄り対戦する。人気が沸騰し、希少カードは高値で取引されている。