アフリカの採掘事業をめぐり元本保証をうたいおよそ4億5千万円を不正に集めたとして逮捕された会社社長の男ら4人のうち1人が「れいわ新選組」に100万円の寄附をしていたことがわかりました。
出資法違反の疑いで警視庁に逮捕された神戸市の「アドヴァンス工業」の社長樽本貴司容疑者(47)ら4人はアフリカの鉱山の採掘事業をめぐり元本保証をうたい「出資金が2倍になる」などといい都内の男性ら数人から4億5千万円ほどを不正に集めた疑いがもたれています。
れいわ新選組参議院大阪府総支部の収支報告書によりますと、樽本容疑者は去年6月19日に100万円を寄付していたということです。
れいわ新選組参議院大阪府総支部の当時の代表者はやはた愛氏で、れいわ新選組はJNNの取材に対し▼「樽本氏とは昨年の参議院選挙に党公認で立候補したやはた愛が友人を介して知り合いました」▼「やはた愛が樽本氏と面会したのは選挙前の1度のみ」▼「寄附があったのは事実であり、適正な手続きで処理しております」とメールで回答しました。
さらに、▼「こちらから何らかの便宜をはかったなどの事実は一切ない」、▼「犯罪が報道のごとく事実であれば許しがたく、事実が明らかになり次第返金などの処理を行う」としています。