北海道深川市の市街地付近の畑などで、クマの目撃が相次ぎ、その姿が撮影されました。市と警察が警戒するよう呼びかけています。
警察と深川市農政課によりますと、16日午前11時半ごろ、深川市稲穂町1丁目の畑にクマ1頭がいるのが目撃されました。 クマは、畑に撒かれた肥料の米ぬかを食べていたとみられます。 畑の隣には市民農園があり、野菜も実っていることから、市は赤外線カメラ1台を設置し、警戒していました。 すると、この場所からJRの線路を渡って南側の深川市2条の北海道の合同庁舎でも、午後5時50分ごろ、玄関から出た職員がクマを目撃して「目の前にクマがいた」と通報しました。 体長1~1.5メートルの同じクマとみられ、近くに市役所、JR深川駅、一已小学校と一已中学校もあることから、市と警察は、17日の児童、生徒の登校に保護者が付き添うよう呼びかけるなど、警戒を強めています。