2018年から約1年間、北海道苫小牧市にあるリサイクル会社から売上金約356万円を横領したとして、当時勤務していた54歳の女が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市大町1丁目の保育士、藤田眞由美容疑者54歳です。 藤田容疑者は、2018年1月ごろから2019年1月ごろまでの間、当時勤務していた苫小牧市のリサイクル会社で、廃タイヤを受け入れる際に集金した売上金約356万円を横領した疑いが持たれています。 2022年3月に会社の弁護士から「会社の売上金を横領したので告訴したい」と警察に相談があり、警察は捜査を進め、容疑が固まったとして15日午後、藤田容疑者を逮捕しました。 警察によりますと、藤田容疑者は、売上金を記録したのち手持ち金庫に保管して、経理担当に引き継ぐ担当でした。
取り調べに対し、藤田容疑者は「横領したことは間違いない」と話し、容疑を認めているということです。 藤田容疑者は、弁護士が警察に相談した後、会社を辞め、保育士として働いていました。 警察は、藤田容疑者が横領した金を遊興費に充てていたとみて詳しい動機や余罪がないか捜査しています。