中学校校長がコンビニのセルフ式コーヒーで不正 レギュラーサイズで購入もラージサイズの量注ぐ 懲戒免職処分に

兵庫県教育委員会は、高砂市立中学校の校長がコンビニのコーヒーを購入したサイズより多く注ぐ不正をはたらいたとして、懲戒免職の処分にしました。
兵庫県教育委員会によりますと、高砂市立中学校の男性校長(59)は去年12月、昼休みに訪れたコンビニで、セルフ式のコーヒーのレギュラーサイズを購入したにもかかわらず、機械を操作してラージサイズの量のコーヒーを注ぎました。
その様子を見つけた店員が警察に通報したことで発覚しました。
校長は、県内のコンビニ2店舗で去年6月から12月にかけて、同様の行為を7回繰り返していました。
県教委の聞き取りに対し校長は「ラージサイズの分量を注いだところ、こぼれずにおさまった」「安い値段で多く飲めると注いでしまった」と話しているということです。
県教委は校長を30日付けで懲戒免職としました。
なお、校長は窃盗の疑いで書類送検され、22日に不起訴処分となっています。
このほかにも、別の高砂市立の中学校で41歳の男性教師が部活の指導中に、生徒に「アホ、ゴミ」などの暴言を繰り返したとして、減給10分の1・1ヵ月の処分を受けました。
県教委は「窃盗など重大な非違行為が発生したことは極めて遺憾である。再発防止に向けて取り組んでまいります」とコメントしています。

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