大阪市中央区のビジネスホテルのゴミ箱から、生後間もない男児の遺体が見つかった事件で、大阪府警は28日、母親で住所不定、自称風俗業の女(23)を死体遺棄容疑で逮捕した。「亡くなった赤ちゃんをどうしたらよいか分からなかった」と容疑を認めている。
発表では、女は18日夜~22日早朝、ホテルの客室で出産した男児の遺体を7階エレベーターホールのゴミ箱に捨てた疑い。府警は周辺の防犯カメラ映像などから、ホテル近くのビルに出入りする女を見つけ、任意で事情を聞いていた。女は「ベッドの上で産んだが、泣き声がせず動かなかった。誰かにばれると思い、ゴミ箱に捨ててホテルを出た」と話したという。