鹿児島県警 捜査資料漏えい問題 新たに「100件以上の事件約300人分流出か」 事件の容疑者の名前なども

鹿児島県警の捜査資料が外部に漏えいしていた問題で、県警は18日、新たに2つの事件に絡む2人の情報が漏れていたと発表しました。このほかにも「100件以上の事件に関連したおよそ300人の個人情報が流出している可能性が高い」としています。県警の情報漏えいを巡っては、事件の処理経過や容疑者や被害者の名前、生年月日などが載った「告訴・告発事件処理簿一覧表」が去年10月にウェブメディアに公開され、4つの事件に絡む12人の個人情報が流出しました。県警は18日の定例会見で、別のウェブメディアにも「告訴・告発事件処理簿一覧表」が掲載され、2つの事件に関する2人の情報が漏えいしたと明らかにしました。県警は、このほかにも「100件以上の事件関連でおよそ300人の個人情報が流出している可能性が高い」としています。(県警・野川明輝本部長)「県民の皆様にご迷惑、ご心配をおかけしていることにつきまして、深くお詫びを申し上げます。事案の解明をすすめると共に、個人情報の流出の恐れのある方に対して、できる限り速やかに通知を行ってまいります」県警は、去年10月の漏えいを受け立ち上げた調査チームを50人態勢に広げ調査を続けるとともに、個人情報保護法に基づいて、本人への通知や謝罪などを行っていくとしています。

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