7月21日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)に東京都知事選出馬で“時の人”となった元安芸高田市長の石丸伸二氏が出演した。そこでの態度が物議を醸している。
石丸氏は、元宮崎県知事、元衆議院議員の東国原英夫氏や、政治評論家の田崎史郎氏らと議論を繰り広げた。国政への野望を問われるも「今、無職です」と“自虐”を織り交ぜる場面も。
石丸氏は、選挙特番でのテレビメディアに対する“塩対応”が賛否を集めたが、これにビートたけしは「自分のことと比較すると身につまされた。そりゃ怒るよな、同じ質問ばっかりで」と同調するも「石丸さんが政治で有権者をまとめていくためには何でそんなことも分からねえんだって言うようなことまでも、ちゃんと誠意をもって答えたふうにしないと、けっこう世の中って動かねえなってのあるよね」とコメントした。
《人見てこんな態度変えるんじゃ…》
視聴者の注目を集めたのは、番組での石丸氏の態度だろう。大物芸能人であるビートたけしを前にしてか、ずいぶんと大人しい印象だった。これにはネット上でツッコミの声が殺到している。
《借りてきた猫のよう》 《お行儀よくしてたよね。本当に相手によって態度コロコロ変える》 《絶対たけしがいるから大人しいんやな。人によって態度変わる》 《石丸さん、人見てこんな態度変えるんじゃ信用されないよ…》
石丸氏の“態度の使い分け”はこれまでも指摘されてきたと制作会社プロデューサーが語る。
若い女性タレントへの明らかな“塩対応”
「石丸さんの“塩対応”の中でもとりわけ賛否を集めたのが、フジテレビの選挙特番での山崎玲奈さんへの対応ですね。“前提のくだりがまったく正しくない”などと質問をバッサリと切り捨てたのです。ただ、元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹さんには、ていねいな対応をしていたとも話題に。今回のたけしさんへの態度でも、はっきりと向き合い方の差が出ていました」
石丸氏は報道や情報番組ばかりではなく『オールナイトフジコ』(フジテレビ系)へ出演するなどバラエティ番組にも積極的に露出を行っている。
これから多くの芸能人や著名人と絡んでゆく中で“態度の使い分け”はさらに顕著に見えてくるかもしれない。