週間天気予報 台風5号通過後も要注意 猛暑もまだ続く

台風5号 東北横断後も油断禁物
台風5号は12日(月)午前中に太平洋から東北地方に上陸し、日本海へ横断する予想です。東北地方では岩手県などを中心に大雨となるおそれがあるため警戒が必要です。台風5号は次第に勢力を弱めて、週前半に日本海で熱帯低気圧の勢力になる予想です。東北地方を横断後も油断はできず、中心の東側~南側では湿った空気が引き込まれるため、活発な雨雲が断続的に通過する可能性があります。夏台風らしく台風一過とはならず、14日(水)頃にかけて北日本や東日本では蒸し暑くゲリラ雷雨に注意が必要な状況が続きます。台風が通過したあとも油断はできません。
今後も複数の熱帯低気圧・台風が発生か
日本の南海上は、東南アジア方面から吹いてくるモンスーンと、太平洋高気圧の縁辺を吹く湿った東風が合流し、モンスーントラフという広大な低圧部が形成されています。モンスーントラフでは次々に熱帯低気圧や台風が発生する可能性があります。熱帯低気圧や台風が発生して日本に近づく可能性も考えられるほか、日本列島に湿った空気が流れ込む影響で大気の状態が不安定となり、晴れていても急なゲリラ雷雨などの発生しやすい状況になります。お盆休みは天気の変化を考慮して計画を立てるようにしてください。
真夏のピークはまだ去らない 暑い日続く
一年で最も暑い時期は8月上旬ですが、その時期を過ぎたあとも平年の最も暑い時期よりも気温の高い日が続く見込みです。真夏のピークはまだ去りません。最高気温が35℃以上の猛暑日になる日が多く、最低気温も平年よりもかなり高い日が続く見込みです。炎天下での長時間の行動を避け、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を意識的に行ってください。栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠も、熱中症を防ぐための基本です。

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