「闇バイトに応募し脅された」事件2日前に警察に相談したが…三鷹で強盗殺人未遂事件に関与か 逮捕された京都の大学生

先月、東京・三鷹市で起きた強盗殺人未遂事件に関与したとして逮捕された京都市に住む大学生の男が、事件の2日前、京都市内の警察署に「闇バイトに応募し脅された」と相談していたことが分かりました。
京都市に住む大学4年の佐圓昌紀容疑者(23)は先月30日、東京・三鷹市の住宅に侵入し男性の首を絞めるなどした強盗未遂の疑いなどで警視庁に逮捕・送検されました。
京都府警によりますと、佐圓容疑者は事件の2日前、家族とともに京都市内の警察署を訪れ「闇バイトに応募し身分証を送ってしまった」と相談していました。
佐圓容疑者は「ホワイト案件」と称するアルバイトに応募し、身分証を送ったところ、通信アプリの「テレグラム」で特殊詐欺へ荷担するよう持ちかけられたと説明。受信拒否をすると、別のアカウントから「全部分かっている、逃げられないぞ」というメッセージが届いたということです。
京都府警は、佐圓容疑者の同意を得てスマホからテレグラムのアプリを削除し、犯罪に関わらないよう諭した上で、身辺保護に必要な協力を求めましたが、事件の前日に電話で「保護の必要はない」と断られていました。
京都府警によりますと、ほかにも「闇バイト」に関する相談が複数件寄せられているということです。

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