沖縄県宜野湾市内の中学校で3月初旬に生徒が同じクラスに在籍する別の生徒の給食に下剤を混入し、食べさせたことが24日、宜野湾市教育委員会への取材で分かった。
下剤入りの給食を食べた生徒は体調不良を訴えて保健室で休み、下校した。命に別条はなかったという。一時的に学校を休んだが、その後は登校している。生徒同士に何らかのトラブルがあった可能性がある。
学校側と対応に当たっている市教委指導課は理由や下剤の種類、混入方法などについて「詳細な事実確認を確認中」と説明。「重大事案として捉えている。警察と連携しながら調べている」と話した。
また市教委は3月中旬、クラスの保護者を対象に説明会を開いたという。