元関西同友会代表幹事の生駒京子氏が死去 プロアシスト社長

元関西経済同友会代表幹事で、ソフトウエア開発会社プロアシスト社長の生駒京子(いこま・きょうこ)氏が15日に亡くなっていたことが22日、分かった。67歳だった。葬儀・告別式は近親者で行った。
京都市出身。大阪電気通信大工学部を卒業後、昭和56年に日本コンピューター・サービス・センターに入社し、エンジニアとして松下電工(現パナソニックホールディングス)とIBMに出向。専業主婦などを経て平成6年にプロアシストを創業し、内閣府の「女性のチャレンジ賞特別部門賞」などを受賞した。
令和3年に関西経済同友会の代表幹事に就任。女性の代表幹事はアート引越センター名誉会長の寺田千代乃氏(平成14年就任)以来2人目だった。
代表幹事は2人制で、通常2年間務める。1年目は日本生命保険副会長(当時)の古市健氏とコンビを組み、新型コロナウイルスの打撃を受けた関西経済の回復に注力した。
令和4年5月からは古市氏の後任の三井住友銀行副会長の角元(かくもと)敬治氏とともに、7年開催の大阪・関西万博の機運醸成などに取り組んだ。今年5月で代表幹事の任期を終えた。

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