H2Aロケット打ち上げ延期 天候悪化

三菱重工業は24日、日本初の月面着陸を目指す実証機「SLIM(スリム)」などを搭載し、26日に予定していたH2Aロケット47号機の打ち上げについて、種子島宇宙センター(鹿児島県)周辺で落雷などの天候悪化が予想されるため、27日午前に延期すると発表した。
スリムは打ち上げから3~4カ月後に月の周回軌道に到着し、着陸は4~6カ月後の見通し。H2Aロケット47号機には、銀河や星の構造を明らかにするためエックス線観測衛星「XRISM(クリズム)」も搭載される。
国産の大型ロケット打ち上げは、3月に新型主力機H3初号機が失敗して以降は初めてとなる。

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