大阪・関西万博「関心ない」63% 「ある」22% 毎日新聞世論調査

26、27日実施の毎日新聞世論調査で2025年大阪・関西万博に関心があるかどうかを聞いたところ、「関心がある」は22%で、「関心はない」の63%を大幅に下回った。「どちらとも言えない」は15%だった。
「関心がある」との回答割合は地元の近畿で4割だったものの、東京、九州は2割弱、東海は1割強にとどまるなど地域差が出た。年代別では、18~29歳の4割弱、40代の3割弱、その他の世代の約2割が「関心がある」とした。
大阪万博は05年に愛知県で開かれた「愛・地球博」以来、日本では20年ぶりとなる大型博覧会で、大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)を会場に25年4月13日~10月13日の半年間開かれる。運営主体の日本国際博覧会協会は会期中に約2820万人の来場者を見込んでいるが、海外パビリオンの建設遅れなども指摘されており、政財界が機運の盛り上げと工事の加速に取り組んでいる。【樋口淳也】

調査は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯521件・固定518件の有効回答を得た。

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