佳子さま、女子大生誕生式典に=110周年、マスク姿であいさつ―東北大

秋篠宮家の次女佳子さまは30日、仙台市を訪れ、東北大・川内キャンパスで開かれた「女子大生誕生110周年・文系女子大生誕生100周年記念式典」に出席された。
東北帝国大(当時)に1913年、女性3人が入学し、日本初の女子大学生が誕生。23年には法文学部(同)に1期生として女性2人が入った。
佳子さまはマスク姿で、当時男性に限定されていた受験資格を東北大が女性にも拡大したことについて「大切な一歩だったと感じます」とあいさつ。現在、理工系に進む女子学生が少ないことにも触れ「誰もがより幅広い選択肢を持てる社会になることを、心から願っております」と述べた。
その後、記念講演を聞き、小中高生らに科学の魅力を伝える「サイエンス・アンバサダー」の女子大学院生らと懇談した。
佳子さまは23日からの鳥取県訪問中に新型コロナウイルス感染が判明し、療養を終えて29日帰京。1週間ぶりの公務復帰となった。
[時事通信社]

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