群馬県の山本一太知事は12日の記者会見で、「政治とカネ」問題が取り沙汰される自民党の小渕優子選対委員長(衆院群馬5区)に説明責任を果たすよう求めた。2014年に政治団体の不明朗な政治資金支出で経済産業相を辞任した際、説明不足が指摘されたのを念頭に「しっかり自分の口で説明した方が良い」と述べた。
小渕氏の政治とカネ問題自体については「古い政治慣習から起こった。そういう体質が残っているなら、全部見直した方が良い」と強調した。
山本氏は8日付の自身のブログに「問題に一定の区切りをつけない限り、真の復活は難しい」と投稿。ブログに書き込んだ意図を問われ「エールで書いた」と説明した。